おじさんの足跡

趣味の事とか書いてます。

ミニワッターアンプ PART2作成


情熱の真空管アンプの木村さん(ぺるけさん)が公開してる回路で、片方のチャンネルでトランジスタ4個で増幅するアンプの記事を公開されてます。

昔、本を買ってますけど、どうも真空管アンプってのはお金もかかるので作成に躊躇してしてしまいます。

部品代はおおよそ6千円から1万円位で、主要な部品の頒布もしてくれるそうです。

トランジスタも最近では殆ど作られてなくて、いずれはなにそれ?って若い人に言われるのでしょうか。。。

余談ですけど、半導体バイスはやっぱり東芝がリードしてたんでしょうねえ。
指定のトランジスタディスコンって事で、製造も販売も終了だったんで、使えそうなtrをデータシート眺めつつ選定いたしました。

解説の文面ではこのトランジスタ以外は無理です。とかダイオードはこの型番で
って断言されてますが、特に問題なくいい音で鳴ってます。
調整箇所もありませんがDCオフセットも殆どなく、ノイズもありません。

イメージ 1

とりあえず電源ないとエンジン付いてない車なんで、CDから外してこれ使うかって
事で、ブリッジダイオードで整流させて、12vの3端子レギュレータで安定させればいいだろうって事なんですが、電圧足りずに玉砕(電源入らなくなっちゃってた
CDだったからトランス駄目になってたのかな?)

イメージ 2

片方のチャンネルをラグ板の12pに実装してスピーカーとかボリュームに繋ぎます
けど、実体配線図のジャンパー線を見落としがちなので、注意が必要です。

個別の部品で構成しますんで、一応アンプの部分はディスクリート設計になります。

イメージ 3

片方のチャンネルで音が出ない原因を突き詰めて、ジャンパー飛ばしまくりで音が出ると感動します。

もう片方は一発で大体いけます。

イメージ 4

一応技術的には難しい部分は終わったんですが、スイッチまわりは面倒くさくてねえ
ブレーカーで強制入りきりです。

このアンプはヒートシンクも付けずに、出力も1wと欲張らないってコンセプトですが、やっぱし出力段のトランジスタヒートシンク付けるとか、シャーシで放熱させた方が精神的にいいので、チューナーのジャンクからヒートシンク外してつけときました。

手作りのアンプは安全回路なんてないも一緒ですけど、たかがトランジスタ4個で
結構綺麗な音出すものですねえ。

もちろん回路設計がいいんでしょうが。。。 
出来れば指定の部品の音も聴いてみたい気もしますが、まあそう劣らないでしょう。

   指定         使用
初段2SA970BL⇒2SA1015GR

中段2SC4408 ⇒2SC3421Y

出力2SC4881 ⇒2SC3421Y
  2SA1931 ⇒2SA1358Y

ダイオード1N4004

 1W以下のミニパワーアンプの魅力  http://www.op316.com/tubes/mw/

いい音だと思います♪