CDー903の修理が終わりました。
先ほどCDプレーヤーの修理が一応おわりました。
電源投入時のポップノイズとブーンって唸るようなハムノイズは消えず、調整の詰め
も甘いため、読み出し及び曲をスキップした時の時間はかかりますが、音質的には
満足のいくレベルです^^
改善点は電源安定化素子の3端子レギュレーターの交換及び積層セラミックコンデンサの追加(0.1μf) 電源基板とCD制御基板のプラスマイナス電源の4ヶ所 通称パスコンって言うと思うのですが、ICのグランドと入出力間に入れて
ノイズをグランドにバイパスする発振防止用です。
製品の基板にも実装されていますが、ICの直近に付けると効果が高いです。
写真にはありませんが、CD基板の電源容量が不足気味の大きな音が出た時に
音が歪む状態だったため、電解コンデンサの470μfをプラスマイナスグランド
間に増設しています。
これで音割れの症状がほぼ解消されたものと思われます^^
電源基板の大きめのコンデンサをオーディオグレードの物に交換してます。
コンデンサのみが異常にデカくて寝かせて実装(笑)
プローブのグランドクリップを挟んで、プローブをテストリードの端子にひっかけて計測します。
中央の波形が割と狭くなるとCDを読み取り成功で、乱れたままだとヨコセンーー
状態になり読み込みエラーになるようです。
よくWEBでピックアップの出力上げるとかいう記事を見ますけれど、ピックアップの寿命が確実に短くなる為 絞る方向でギリギリに調整したつもりです^^
交換の仕方が正直この機種はメカニカルすぎて、部品が出てもやれないと思うのです。
簡易的に繋いで視聴しましたが、この時はノイズと歪みがひどかったものの音質は
方が数段上なのではないか? ってくらい元気な音でしてオーケストラの
五嶋みどりさんのバイオリン協奏曲はDENONと演奏者が全く違う印象です。
マトモな音になりました^^
交換部品はブリッジダイオード(多分関係なし)3端子レギュレータ(関係あり)
追加部品 積層セラミックコンデンサ(効果大)
CD基板用コンデンサ(多分効果あり)
こんな感じで完成しましたけど、電源の基板からの電圧の出力がいかれて
電源の整流後の回路から配線ジャンパーで飛ばしてるので、ハムノイズなんかは
その影響だと思います。
別電源に別ケースを使って改造する手もありますが、ハムとポップノイズが消える
保証は全くないので、キリがないのでやめときます。
明日あたり設置してみようかしらん♪
素人でここまでやれば上等だよねえ。
コノ字型のヒートシンクつけたいんだけど、部品屋さん休みなんだよね~