おじさんの足跡

趣味の事とか書いてます。

YAMAHA A-5修理


先日入手しましたYAMAHAのアンプですが、スピーカーリレーの接点を入念に掃除
しましたけど、どうも暖まってくると、右chから時々ボツボツとノイズが入る状態が
改善されず、また分解して磨いても同じ事なので、マルツでオムロンのMY4DC12
って4Cのリレーを注文しまして、汎用部品なんですが、基板実装タイプなんてお店に
置いてある訳もなく、オムロンから店に直送してもらいました。

通常アンプ修理なんかだと気合い入りますので、アルミニウム電解コンデンサなんかは
全部交換したいところなのですが、音的にマットウなのと、基板からはずすのが面倒な
機種なんで電源のブロックに少し下駄履かせて、若干のリフレッシュもしてもらおうという算段です。

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リレーと3300μのコンデンサ2個、熱縮チューブ、ジャンク品で輝度の違うのが
混入してしまった(要は規格外れ)LEDの3mmタイプが100個500円だったので、ついでに購入しました。そこそこ揃ってるって言ってましたけど...
電子部品屋さんなんて、薄利な商売で大変だと思いますけど有難いですねえ^^

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使われてるリレーはA接点のみでB接点に関しては使われてないので、ニッパで切ってとりあえずホットボンドで絶縁しときます。

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このアンプ割と薄いんで、リレー入れるのも面倒でして、元のリレーよりか背も高い
んで、部品入れるのも面倒です(大した事ないのですが)

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ちょっとみっともない気もしますが、基板にコイルと接点の位置をマジックで書いとくとわりとケアレスミスが防げるんで、そうしてます。

上部のヒートシンクに付けてるパワーFETの放熱グリスを塗り直して、絶縁ワッシャーはめたら、さすがにワッシャーは崩壊してしまいましたので、ポリワッシャー
入れときました。

歳月によるハンダもかなり痩せてきてる感じもありますけど、ハンダ修正は今回なしです。

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交流を直流に替えたあとの電源の平滑用のコンデンサはエルナーのまあ普通のグレードっぽい50V6,800μのコンデンサがプラス電源マイナス電源用だと思いますけど、2個入ってまして、これ50Vの耐圧のものだと結構な金額なので下駄履かせて
ごまかしますけど、アナログテスターで簡易測定しただけですけどあまりいい状態じゃないですけど、年月考えれば上等です。

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オーディオ用じゃない普通の汎用品のコンデンサですが3,300μ2個パラ(並列
にして使うか、今のに足してどっこいどっこいだろうって事でリード線延長して、基板の裏にハンダで付けようという作戦です^^

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コンデンサの端子に直接抱かせますけど、極性間違えると爆破しますので、マイナスのマーキングは忘れずに...

(線入ってる方マイナスです)っていうか電位の低い方でマイナス電源側はグランド
がプラスでプラス電源の方はグランドがマイナスですけど、元のコンデンサに印付いてればそのとおり付けるだけなんだけど、10,000μ超えるのは端子部分に黒い
丸印付いてるだけなので、ご参考までに...

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電源のヒューズも溶断すると面倒なんで、新品に入れ替えてます。

人の勝手ですが、金メッキのヒューズとか銀の電源ケーブルに変えたら音が激変した
とかスピーカーケーブルメーターうんまんってのがオーディオやる一部の人の御仁に
いらっしゃいますけど、コンセントまで60円/mくらいの1.6mmVVFケーブルだろって思うんですけど、どうにもこうにも考えのベクトルの違いなのかインチキ
オーディオ雑誌の実験結果レポートのマジックなのか?

ハードオフで壊れたやっすいアンプ買ってきて、自力で直した方が電気の勉強になるぞ!(おっと貧乏人の愚痴ですね)

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一応今回は音的には全く駄目な状態でしたけど、簡単な修理で一件落着のようでございます。
右チャンネルの雑音もないようですし、コンデンサ容量ましの効果も実感です^^

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昔からYAMAHAはナチュラサウンドって歌ってますけど、どういうのがナチュラルっていうのかわからんけど、LUXのアンプは低音まったりって感じでやっぱし
ナチュラルなのかなあ...

ツマミもフロントカバーも掃除したし一応修理も大丈夫だろうなあ
弦楽器のソナタが特にお気に入りでして、チェロなんかは相当いいですねえ。
パワーも申し分なしかな?
 
あ だめだ雑音入る 何故だ何故だろう(汗)