おじさんの足跡

趣味の事とか書いてます。

SANSUIアンプその3

しつこくてすいません(ぺこり)
 
サンスイのアンプですが、ボリウム上げると一旦落ち着いたり、突然歪みが
発生したり、ライトチャンネルとレフトチャンネルの音量のばらつきがあったり
しましたのでまた今朝からばらしまくってました。
 
昨日各オーナーさんの修理の様子をみてたら、どうもグランドに10Ωの抵抗を
かましてフローティングさせてるところが、結構頻度高いって情報みましたので
早速底板外します。
 
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コンデンサのグランドと各基板のグランドが束になっていまして、そこにワット数
不明ですが結構大きな10Ωの抵抗がかまさっててシャーシグランドから
フローティングされている様子です。 抵抗値は特に問題なさそうです。
 
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年月がコネクター表面を腐食させてましたので、ペーパーやすりでみがいときました。
 
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抵抗がくっついてる部分は金属部品の厚みが結構あるので、熱を奪われて
半田が全くのりませんでしたので、抵抗の線とグランド部分の露出してる配線に
半田づけします。基本電気的には問題ないはずです。(ループにもならない状態
だと思います)
 
戻しても全く変わらず... 無駄な労力だったようですが、ひとつひとつ潰して
いかないと何が悪いのかわからないのでしょうがありません。
 
 
 
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次にボリウムくらいしか考えられないちゅう事でフロントパネルを外してますが
この溝切りタイプのボリウムなんてもう手に入らないでしょう。
惜しいメーカーが無くなってしまいましたねえ...
 
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最初基板から外さずに接点復活材でぐりぐりやってどうだ?
って感じで戻したら最初より症状が悪化し危篤状態になりましたので
部品をネットで探しましたが見つからずしょうがないのでまたです。
 
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ボリウム基板のパターン面ですが抵抗の端の端子からジャンパーしてるのなんで?
パターンになってるのに? なんて思いつつ半田を吸い取ります。
 
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ボリウムの足を起こすのに目打ちでやってたら流血してしまいました(笑)
 
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外したアルプスの抵抗ですが 私の知識レベルでは通常真ん中コモンの3本足
っていうのが2連ボリウムの定番だと思うのですが、よくわからんって事で
分解します。
 
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ネジ2本外すだけなんですけど、内側にはかしめられてるので、隙間から
アルコールたらしてはグリグリしてアルコールたらしては...繰り返しです。
本来は分解清掃すべきでしょうが、抵抗の皮膜に傷が入った時点でおしゃかです
ので仕方ないと思います。
 
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半田のせて祈りを込めて設置します(祈りの境地なのです)(汗)
 
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ちょっと前の画像でスミマセン。
 
電源投入時プロテクトリレーの解除まで10秒程度かかってましたが、4~5秒
で解除されるようになりまして、相当期待が...
 
最初だけボリウムの不調がありましたが、アルコールが乾かず酔っ払い状態
だったのでしょう。
 
CD2枚程聴いていますけど、今までのような症状はあらわれずダンピングの効いた結構青春のサウンドが蘇ったような 次 電源入れたらまた出るのか?
なんて不安はありますが、結構いい感じで音が出てます。
 
新品のボリウムとリレーが欲しいけどないんだよねえ~